UE5.2 (Unreal Engine5.2)でVroid (vrm)をインポートして動かすまでの方法


▼ちょっと前ですが、5月12日にUE5.2がリリースされました。

Unreal Engine 5.2


で、UE5.2にアップデートしたわけですが、Vroidをインポートして設定する手順が若干異なっていたので明記します。


VRM4UのDownload



Unreal Engine5.2がPCに既にインストール済みの環境として説明していきます。

まずは、【VRM4U】UEでVroidをインポートして動かすためのPluginをダウンロードしてください。






リストの中から【VRM4U_5_2_20230512.zip】
をダウンロードしたら。許可するにチェックを入れて適用してください。
※Win11では適用しないと開かない場合があります。





解凍してPluginsフォルダを確認しといてください。
※githubでは時々ファイルが入ってないことがあります。




◆VRMを入れるプロジェクトの作成


※VRM4Uは作成プロジェクトごとに挿入するPluginなので注意。


▶UE5.2を起動。



▼Projectブラウザーが開いたら。

ゲーム▶サードパーソン(ThirdPerson)を選択。

▼作成ドライブとProject名を決めて作成。





▶【Third Person Template】
キューブの箱庭を確認したら一旦閉じてください。
※箱庭の側面に大きく書いてあるので分かりやすい。





▶Projectの作成ドライブから作成Project(ここではMyProject2)を探して開きます。





▶展開した【VRM4U_5_2_20230512.zip】
の中から[Plugins] フォルダをコピーしてMyProject2内に設置。







▶Projectを起動して▶編集▶プラグイン(plugin)。






▶pluginブラウザーから▶プロジェクト▼VRM4Uにチェックを入れて、変更を有効にするために再起動。





▼再起動してもコレではまだ表示されないので
【コンテンツブラウザー】の【設定】を選択。






▶設定▶プラグインコンテンツを表示にチェック






▼Pluginsフォルダーが表示されます。
※VRM4U C++クラスフォルダーとVRM4U コンテンツフォルダーが表示されればOK。





◆Vroidの準備とインポート


▼今回は風籟さんの【兎田ぺこら】をおかりしようと思います。
可愛かったのでw





▶作業しやすいように作業フォルダを作っとくと良いと思います。

▶コンテンツブラウザーを開き

▶Projectのコンテンツフォルダー内に新規フォルダを作成

※ココでは【VRoidフォルダ】にしときます。

▼更にVRoidフォルダ内に※ここでは【兎田ぺこらフォルダ】を作成しときます。





▼ココに解凍した【兎田ぺこら】フォルダからvrmファイル【pekora_v1.0.vrm】をドラッグ&ドロップ。







▼するとこんな画面が表示されるのでそのままImportして下さい。





▼こんな感じにファイルが埋まると思います。




これでインポート完了です。




◆リターゲットして動かす



先程のフォルダ内で右クリック▶アニメーション▶IKリグ▶IK リターゲッタを起動。




▼【NewIKRetargeter】ファイルができるのでクリックして下さい。



▼この画面が出ると思います。





▲【ソースのIKリグ】はDefaultの【IK_Manneguin】
▼【ターゲットのIKリグ】は兎田ぺこらファイルの【IK_pekora_V1_0_Manneguin】を選択







【NewIKRetargeter】ファイルのブラウザーがこんな風に表示されます。






▼重なってて作業しずらいのでターゲットのX座標をずらしときましょう。

右の詳細パネルから【Target Mesh Offset】の左バーの値を100にすると右に100ずれます。






▼左のパネルから作成を選択






▼ポーズアセットからインポート






▼ポーズアセットにインポートしたモデルのポーズがあるのでインポート。

※ここでは【POSE_retarget_pekora_v1_0】






▼【POSE_A】を選択して【新しいリターゲティングポーズをインポート】をクリック。







▼Aポーズにセットアップ完了






▼右下のアセットブラウザからアニメーションを選んで動かしてみた下さい。

ここでは【MF_Run_Fw】を選択。

※走るアニメーションです。










▼ちゃんと動くことを確認したら左上の【アセットを保存】で保存しといて下さい。






▼次にDefaultのアニメーションアセットをブループリントごと複製してリターゲットを作成した兎田NewIKRetargeter】に設定します。

コンテンツブラウザーから、

ALL▶コンテンツ▶Charracters▶Manneguins▶Animations

中のファイル

ABP_Quinnを選択。

※兎田ぺこらは女性なので







ABP_Quinnを右クリックして▶アニメーションアセットのリターゲッティング▶アニメーションアセット/ブループリントを複製してリターゲッティング






▼この画面が出るので





▼右上のIK リターゲッタで【NewIKRetargeter】を選択。






▲フォルダを変更で兎田フォルダに変更しとくと編集しやすいです。

▼無事VRoid/兎田ぺこらフォルダにリターゲットしたアニメーションのクローンが生成されます。




▲【ABP_Manny】などの生成が確認できたら

Projectのテンプレートに設定します。

▼ALL▶コンテンツ▶ThirdPerson▶Blueprintsフォルダ

内の【BP_ThirdPersonCharacter】を選択。




▼開くと【BP_ThirdPersonCharacter】のイベントグラフタブが表示されるので




▼ビューポートタブに切り替えて下さい。




▼右の詳細パネルから、Animation▶Anim Classを先程生成した【ABP_Manny】に。

メッシュをインポートモデル【SK_pekora_v1_0】に変更。

右上からすべて保存してコンパイルしたら完了です。




▼こうなっていれば後はプレイするだけ。





▼プレイ画面で動かしてみましょう。











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